オーバーマンキングゲイナー オフィシャルブック エクソダスガイド

キングゲイナーのオフィシャルブック。資料集と云うには資料が少なく、イラスト集と云うにはイラストが少なく(描き下ろしは表紙のみという寂しさ)、じゃあ売りは?というと、どうやらメディアファクトリーはキンゲペーパークラフトを押しているらしいなんだ…

SIGHT VOL.15

「何故、手塚治虫はアトムが嫌いだったか」と銘打った手塚治虫特集号。初活字化という、1984年に放送されたFM番組での渋谷陽一とさくまあきらによる手塚治虫へのインタビューが、手塚治虫による手塚治虫批評になっていて、非常に興味深く面白いモノでした。…

乙一「夏と花火と私の死体」

読了。デビュー作の文庫版なのですが、以前読んだ「さみしさの周波数」より才気走っていて、ああこりゃ評判になるのも頷けるな、と。 まず、文体が自然。まあ、俺が最近読んだ本が京極夏彦(仰々しい)とか、栗本薫(粘着質)とかだったりするので、特に強く感じ…

乙一「さみしさの周波数」

短編4本収録の文庫本。スニーカー文庫。正直ちょっと買うの恥ずかしかったでス。乙一の作品を読むのは初めてだったのですが、1本目の「未来予想」から気に入りました。ボーイミーツガール物大好きなのです。これは変化球だったけど。1冊通しての印象です…