某所ログ(福島鉄平関連)

（多摩美術大学マンガ部）　「タンマ増刊１３号　ニコ」　176p　B5
- 何故大学マンガ部の部誌を買ったかというと、大した理由は無いのです。安かったし（500円）、玉吉先生の後輩だし。
  気に入ったのは２編。まず福島哲平「Love Love most Love」。田舎に帰った青年が、昔遊んだ公園の遊具を見て昔の彼女やいろいろ思い出すお話（下品）。最後の落とし方が好き。次は板倉耕一「BUG」。52pにも及ぶ大作。その割にストーリーは間延びしていないし、CGを画を描く道具として使いこなしているところも好感。僕と彼女の間につきまとい始めた男”ヨウ”、最近自分そっくりの人間を見かける人が多いらしい…。と言うところから話が始まるSF？

（多摩美術大学マンガ部）　「ＴＡＮＭＡ２２」　136p　B5
- 多摩美術大学マンガ部部誌。面白かったのは２本。フクシマテッペイ「正シキ教育的指導」。校則を破ると破った校則によってランク付けされた体罰を受けなければならない学校のお話。もう一本、福島鉄平「ブルースをけとばせ」。過激な歌を唄うストリートミュージシャンと難病の手術を前にした少女のお話。…って同じ人じゃねーか。二本とも短編作品の肝であるオチが見事。しっかりと期待を裏切って話をひっくり返してます。お世辞でなく面白かったですよー。
  と、ここまで書いてから「福島鉄平」で検索してみた。おー、コミックフラッパーに作品発表してるやン。セミプロなんですな。