コミティア #65の購入物  9/3

  • (みりめとる)「THE 美女軍団」(コピー誌)
    • 小田扉の所属するサークルの新刊は、「SIMPLE 50」シリーズでした(本の価格が50円ということ)。表紙の画は、あれですな、えーと、ロシアのレズっぽいアイドルのアレ。ホントに失念した。小田さんの漫画は、いつもの”ゾンビママ”の第四話。1年も続けていると、そろそろ繰り返しのネタが効果的に効いてくる頃な訳で。1話目を読んだときは、当時正直ちょっと辛いなーと思っていたのですが、今は素直におもろいですわ。
  • (N.Y.JANCKERS)「Best Eleven 2」
    • ロボ音の旧さんが中心になって作った海外サッカー本の第2弾。前作に引き続きサッカーあんまり詳しくないけど面白く読めました。ですが、やっぱり一番の目当ては、比較的まっとうなネタではなく、小田扉の寄稿している漫画「レコバエージェント・スミス」。レコバ(えーと、ウルグアイの人だったよね?)とマトリックスの人が戦う漫画。くだらねー。のが面白いのです。あと、いい加減「マトリックス」くらい観ておこうかと思いました。
  • krbk(tkotrx)「没にした原稿ペーパー」(コピー誌)
    • タイトルそのまんまな内容の無料配布本。久々の新刊? 内容はちゃんとコマ割りしてある漫画なのですが、吹き出しの中が真っ白なので、どんな話か解らないのでした。残念。
  • はしもとしん(プロペラ)「ロイヤルストレートメンゴ」(コピー誌)
    • おなじみのでっち上げイラスト集。内容云々は二の次にしてタイトルだけで楽しめるようになってきた俺はもう重傷か。
  • 犬上すくね・鈴木風太郎(軋轢パルフェ)「全身焦燥家」
    • 恋愛ディストーション」のキャラクターを使った合作。漫画家小向井とレズッこ美容師有元の、二人の視た夢とうつつが絡まりあって境界が無くなってる話。さらに、そこかしこにナンバーガールを中心としたミュージシャンの歌詞を引用していて、面白い仕上がりになっていました。が、私は半端な人間なので半分くらいしか元の曲が解らなくてとても悔しいわけです。解った分だけは列挙しておきます。他の元ネタをご存じの方は、時間がたっていても良いので下からコメント付けてやってください。
  • こーわ(WARHEADS)「MMFTMM」
    • 誌名は「もちもちふともも」の略。居酒屋さんチックでイカス略だ。内容は、おんなのこの”ふともも”がいかに素晴らしいかを画と解説で易しく説いた本。ふとももはいいよな。俺はやや太いくらいが好きだ。この人の描くふとももは、好きこそものの上手なれを地でいっていて、もちもちしててえがったです。
  • (ハイヴリッド)「ハイヴリッドミンチ」(コピー誌)
    • 前作が「ハイヴリッドピーチ」(えせ萌え本)だったから、こんどはミンチだ! ということで、”ミンチ”本。ミンチと○ンチを引っかけるネタがかぶりまくっちゃってる辺りが笑いどころか。
  • (煩悩少年)「煩悩マニアックス vol.3」(コピー誌)
    • 弥生一八のビリヤード主婦漫画目当て。「リベリオン」ネタで一本漫画描いてました。ホント好きなんですな。
  • kashmir(lowlife)「譫妄童話」
    • 誌名通り”夢”、しかもあまり質の良くない、バッドトリップ系でややエチい夢のような、そんな短編を3本収録。「風邪」というタイトルの話がとても気に入って購入。病床の少女が見た夢の話。とても良くわかります。
  • ビレッヂ(サタデイナイトモンゴイル)「FRESH」
    • 強盗団(ドロンジョ一味的組み合わせ)と警察(内一人は銭形風)のカーチェイス漫画。派手なカーチェイスが描きてーという、熱き思いを受信したので購入。見応えのある画になってましたが、話がありがちすぎてひねりもなく、お約束満載のまま終わってしまったのが残念。
  • (Bダッシュ作戦)「A-JUMP」(コピー誌)
    • 2人誌。井伊間自由「海少女」に惹かれて購入。海辺の街に住む少年に降って沸いた結婚話。結婚相手の幼なじみの少女は実は…。というお話。ヒロインであるスキュラちゃんの”正体”の、みっちり描き込まれた鱗や吸盤のなまめかしさは特筆モノ。コレがか描きたかったんだろうなぁとしみじみ。半人半獣はまだストライクゾーンな方なら一度手に取ってみられては。イベント初参加なサークルさんだそうだ。
  • さとう見学(Minimum 69 VA.)「FLAME on the WHEELS」(コピー誌)
    • ネコミミ少女本。イラストメイン。ふくやまけいこというか、今井ひづるというか、そんな凶悪に可愛い絵柄でネコミミ。しかも画から滲み出ているのは、間違いなくエロス。これで、「愛が無いもの描いた」とかいってるんだからなぁ。まあ照れ隠しだと思っておきます。
  • さとう見学(Minimum 69 VA.)「BLUE SHININ' QUICK STAR」(コピー誌)
    • こちらは妖精本。漫画メイン。
  • (ハムくまズ)「持ち込み感想の本」
    • 2003.02のコミティアにて行われた漫画誌出張編集部。そこへ持ち込みした方の体験記をまとめた本。ほとんどの方が複数の編集部へ持ち込みしていて、それぞれの比較を含めた感想を描いており、非常に面白く読めました。それにしても、コミックビーム編集部の描かれようが酷すぎて笑えるほどでした。でも、まあ、持ち込んだ人の作品(掲載されてました)も相当なもんだと思うけど…。その分、その人が比較対照に挙げてたバンチの編集部員は、えらいなーというか、大人だなーというか。当日のビーム出張編集部のアレっぷりは当時の日記に詳しいです。よかったらどんぞ。
  • 内々欅(ブロンコ一人旅)「コメダン1」
  • 内々欅(ブロンコ一人旅)「コメダン2」
  • 内々欅(ブロンコ一人旅)「米弾参」
    • ちびっ子で、メガネっ娘で、段ボールに異様な執着がある高校教師が主人公のコメディーマンガ。短いページ数の小エピソードの積み重ねとなっており、たたみかける様な感じがとても良かったです。ここの本、エロ以外で買うの初めてだな、そういや。
  • 内々欅(ブロンコ一人旅)「21世紀歌謡曲
    • こちらは短編集。魔女っ娘メガネ主婦(矛盾アリ)ネタが面白かった様な。巻末の酒飲んでくだまく話も痛がゆくてなかなか。これで画の勢いを殺さずに安定感がでれば鬼に金棒かなぁ。…ってすげえ難しいな、それ。
  • (ジャポニカ自由帳)「note-book」
  • (ジャポニカ自由帳)「ざんしょみまい」(コピー誌)
    • コサカトシフミ(小坂俊史)とこてはし直樹(重野なおき)の二人サークル。短編集なの二人ともに主な題材が人と人との"間"でした。短いながらこなれた漫画ばかりでさすがに上手い。と書くと、なんかアレだが、少ないページ数で描きたいモノへピントをズバァーッと当てて描ききっているので、べたですが上手いとか見事とかそんな感想に。痛がゆい未満とか甘酸っぱい未満とかな、題材としてのインパクトが薄めな作品が多いのですが、しっかり心に届きます。やっぱ上手い。
  • うさくん(うさくんのお部屋)「うさぎ当番-はじめて-」
    • 今回のコミティア最大の収穫。短編集で8pの短編3本と、4pのを1本収録しているのですが、どれもライトエロコメディーの傑作。どれも女の子が可愛いし、それぞれ魅力的なお話なのですが、一番俺がツボを深ーく圧されたのが「変態と姫」。幼なじみの少女さなえ(メガネ・ちょっと太め)に、エロ本を物色しているところを目撃されてしまった委員長のみちお君。口止めの代わりにと、一週間だけドレイとなる約束をしたのですが…。というお話。全体の話の流れから、細かいネタまで、もう最高。心の底から笑えました。コミティア初参加の名古屋の方らしい。是非応援させてください。
  • うさくん(うさくんのお部屋)「しゅーちゃん日記 1巻」
  • うさくん(うさくんのお部屋)「しゅーちゃん日記 2巻」
  • うさくん(うさくんのお部屋)「しゅーちゃん日記 3巻」
  • うさくん(うさくんのお部屋)「しゅーちゃん日記 4巻」
    • 宇宙からやってきた(らしい)、「しゅー」としか喋れない宇宙人しゅーちゃんと、その居候先の靴屋の家族のドタバタコメディー。うさくん氏が、友達の靴屋さんのチラシで連載している漫画をまとめた本。らしい。特筆すべきは、登場人物がおしなべてアホ。ボケ役はもちろん、つっこみも基本的にアホ。しかし、なんつーか愛すべきアホさ加減なんですよね。アホなだけに頑張るベクトルがおかしいけど、やっぱり頑張ってる姿は微笑ましいのです。