同人誌を収めるダンボール箱ばなし

kokkuriさんのところで同人誌収納用ダンボール箱"らしん箱"なるものが話題になっていて、しばらく話の成り行きを追っていたのですが、これと私の愛用しているヤマト運輸クロネコボックス(丈夫な芯が入ったダンボール)の10ってサイズの箱とが、どう違うのかがいまいち判らなかったので軽く比較してみました。

"らしん箱"の紹介サイトを見ると、どうもサイズがB5を2列に並べてぴったりというのと強度がそれなりにあって重ねられるというのが売りになっている模様。ですが、サイズは同等だし丈夫さなら多分クロネコの方が上。
厳密に同人誌だけをみっしり詰めたものを何段も重ねたことは無いので、絶対に大丈夫とは言い切れませんが、私の借りているコンテナの中では、隙間が殆ど無いほど漫画の単行本を詰めた*1この箱を、4段重ねた状態で約2年間おいたままにしていますが、箱も中身もびくともしていません。箱のサイズもB5を2列でほぼ隙間がなくピッタリ収まりますし、入手のしやすさ*2と値段、あと"らしん箱"に描かれた人に見られると恥ずかしい系イラストなどを考えると、私にはクロネコの方が"らしん箱"よりは使い勝手がよい箱に思えました。
 
ただ、普通のダンボールの形状であるクロネコは、"旧ゆうパック"や"らしん箱"の上からふたをかぶせるタイプと比べると、何度も本を出し入れするとなれば扱いが面倒かもしれません。また、重ねて置く際にはふたをきっちりガムテなどで止めておかないと、強度不足により重ねた箱が崩壊する可能性があります。ふたをガムテを貼ればなおのこと出し入れが面倒になりますので、その辺がクロネコが同人誌収納用に選ばれていない理由なのかな? とも思いました。
 
ちなみに、このサイズは漫画単行本の新書サイズ、B6サイズを収めるのにも使いやすいサイズです。また、この上のサイズである12は、A5サイズを収めるのに便利に使えます。そして、単行本みっちり詰めた12サイズも4段重ねたまま約2年保っています。オススメ。
 
追記:似たようなことをしている人を発見。
http://aniki.maid.ne.jp/diary/200509a.html#04

*1:同人誌をみっちり詰めた場合の80%くらいの重量かと。

*2:ヤマト運輸の営業所に行けば買えます。