MIND GAMEを観てきた 2

mixiへ身内用に勢いでがーっと書いた日記のほうがなんかよかったので、それを。
 
迸るアレで叩きつける様に!
剔るままに!

すっげおもろかった!
こう、構図が広角ってのとも違う、湯浅さん独特の、あ、湯浅さんってのは監督の名前ね、特殊な立体感がある構図で、シンプルな線で構成されたキャラクターが、画面目いっぱい使ってグリングリン動くんですよ。それも、その世界の中でしっかり破綻のない動き。この気持ちよさったらもう!
あとね、色。中盤、生の喜びっつーか、みんな一皮むけるエピソードがあって、その後あふれ出るエネルギーが抑えきれないようにダンスが始まるんですが、そのシーンの次々に変わる色、配色自体が変わるんです、体とか床板とか全部が目まぐるしく変わる、その色の洪水に身を任せるのも気持ちいい!
音。おれは、山本精一が好きで良かった! なんか、MIND GAME観る前からファンなんだってだけで、とっても誇らしい、皆に自慢してまわりたいくらいのそんな素晴らしいヤツ!
声優も。主人公の西やってた今田耕司も健闘してたけど、やっぱじじい役の藤井隆。30年間ある場所に一人閉じこめられてたじじいの役なんですが、ひょうきんでかわいいじじいの部分と、30年間一人っきりで居たその間の葛藤がにじみ出ててね、しかも重くなりすぎずに、かつしっかり出てた。とってもいじらしいし。ちゅーしてやりたい! 藤井隆はすごいよ。
あとなんだ、西とヒロインみょんちゃんのSEXシーン。焦がれて焦がれて死んでも死にきれず生き返ってまで守った愛しのみょんちゃんとの合体。この、とろけて交わって一つになっていくつー場面の描写がね、直接的な描写はそこそこに押さえながら、そこらのエロアニメのそれよりも、とびっきり濃厚でぐちゃぐちゃにとろけて深く求め合うそれのアレでした。ブラボーだ!!! めっちゃ欲情したよ!
そんなアレです。スゲかったよ。脳から麻薬ドバドバだよ。

誰が言ってたか忘れましたが、「MIND GAMEが傑作なのは間違いない。どの程度の傑作なのかは観る人次第だけど」。それです。俺には一生もんの大傑作となりました。
あー、この作品観た勢いで、好きで好きで堪らないんだ、君が大好きなんだ!とか、俺と結婚してくれ!とか、言ってしまえる相手が欲しい。
この際ちゅーだけでもいいです。